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ネタ放出?

 思い浮かんだ絶対に使えないシーンをぱらぱらー、と書いていきたいと思います。
 この頃童歌が怖い管理人です。サッちゃん怖いよ……呪い唄という概念をつい最近はじめて知った人間です。花一匁とか後ろの正面だぁれ? まで実は怖かったという。人売りだったんですね、妊婦と胎児の死ぬ歌だったんですね。その花一匁でネタ浮かばせてるバカです。それの最初だけ書こうかなぁ。


 大空のみなので読んでない方は意味不明かも





・山本と老婆、意識不明で綱吉

「泣けない空は、不幸かい?」

 老婆の言葉に山本はちらり、とそちらを見た。先程から、真意をついてくる老婆だと少々苛立ちすら覚えて目を眇める。足を踏み鳴らしたい気分ではあったが、それをすれば今肩に担いでいる中学生からの親友の体に負担がかかると自分をおさえた。
 そんな山本の内心などは丸分かりのようで、老婆は喉の奥でくつくつと笑う。

「違うな」

 泣けない大空。誰がそう皮肉ったのか、山本は覚えていない。確か敵ファミリーの誰かだった、ということを思い出しながら、少しずり落ちた己の空を担ぎなおす。
 涙を封じたバカな親友。泣くことを禁じることで、脆い強さを得たボス。戦う時、酷い命令を下す時、笑顔の下で綱吉はいつも泣いている。その内浮かべだした壊れかけの笑顔に、危機感を覚え出したのはこの頃だ。
 だが

「笑えない奴の方が、ずっと不幸だよ。婆さん」

 泣かせる方法なんていくらでも思いつく。一部の方法はリボーンさんお願いします、と言いたくなるようなものだが、山本だってこの空を泣かせることはできるのだ。
 だが、笑顔を思い出すのは難しい。笑顔を失うということは、すべての楽しさを失うということだ。それをもう一度取り戻すのは、なかなかできることではない。

「だろ?」

 にかっ、と。笑ってそう老婆に問えば、苦笑のようなものを老婆は浮かべて、そうだねぇと呟いた。

「泣かせておあげ、その哀しい空を」

 濁った空を清めるは、いつだって塵を巻き込み地面に落ちる雨なのだ。






・クロードと悠人

 目の前で遊ぶ子供達。後ろの正面だぁれ? と笑うその姿に、クロードは深々と溜め息を吐き出した。

「怖いもんだな、日本ってのは」
「そうか? 歌の意味が悪いだけだろ?」
「言霊ってもんをロッソは知らないんだな」

 嘆かわしい、と肩をすくめて見せるクロードに悠人は片眉を跳ね上げて睨みを投げかける。日本文化への造詣が無駄に深いイギリス人は、一応日本人に分類される悠人に対してからかいの笑みを見せた。付き合いきれねぇ、とぼやいて茶色の髪を書き上げた悠人にくつくつと笑うクロード。
 呪い歌、というものが童謡には多い。『赤い靴』からはじまり、『サッちゃん』にもそういう噂がある。『まわりゃんせ』は有名な部類だろうし、子供が遊びに使う『花一匁』や今使っている『かごめかごめ』もその1つだ。いくつもの解釈が存在するが、そのすべてがバッドエンド。昔の人はネガティヴに生きていたのだろう。

「でもま、遊び歌ではあるんだよな」
「そういうこった。そこまで考えんな、虚しくなるだろ」

 クロードのぼやきに悠人は頷き、確かにとクロードは苦笑する。物資が少なくてもできる数少ない遊びなのだ。意味を教えて怖がらせるのは酷いだろう。

(切ないな)

 内心でクロードは呟いて目を閉じる。結局、孤児なんてものを作ってしまう世間そのものが悪いんだ、なんて。そんなバカらしい考えに至った自分も、あの笑う孤児達も、全部が全部切なかった。





・リボーンと綱吉

 ぐい、と銃を口の中に押し込められて、生理的な涙を綱吉は浮かべる。硝煙のにおいが口の中に広がり、火薬の味が舌に乗る。きもちわるい、と心の中で叫んだというのに、黒い家庭教師はにやりとした笑みを浮かべただけでさらに押し込んだ。

「いい加減に学習しやがれ」

 ぐり、と。掌で肩の傷を強く押されれば激痛に呻く。少し1人で出かけるくらい、と思った自分は確かにバカだったのだろう。確かに今は不安定な時期だ。だが、息抜きくらいならと思ったこの心くらいは理解してもらいたい。
 刺客に襲われて路地で転がっていた自分を助けたのはリボーンだ。いないと気付いたのは隼人で、捜索に出向いたのは守護者2人とリボーンだったらしい。見つけてくれてありがとう、とは思うがこうもいじめられたのではありがたさはすべてすっ飛ぶ。誰でもいいから助けてくれ、と。届かぬ願いを天井に投げかけた。

「お前はボスなんだ。分かってんのか?」

 こくこくと頷けば、ほう、という声をリボーンは漏らす。ああ、怒らせた。泣きたい思いで黒い瞳を見上げれば、冷たく燃え上がる怒りの炎を見た気がした。

「なら、なんで護衛も連れずに出て行った?」

 わき腹の傷につい、と触れて爪を軽く立てる。ぐぅ、と銃口を押し込められたままに綱吉は呻き、しばらく続きそうないじめっぽいお説教に気を遠くした。
 酷い。そう心の中で訴えればジトっとした目が向けられて。

「××が帰ってくるってのにケガしたお前が悪ぃ」

 正論にすみません、と即座に謝る。お願いだからバラさないで、と。懇願したものの、それが跳ね除けられるであろうことも綱吉は理解していた。








 以上でーす。本当にネタ(笑)
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基本放置してる生存確認用。Twitter見る方が息はわかる。

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