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発散

 書くの大好きな人間に対して、書く時間がないというのは酷いです。


 というわけで発散!! な感じのネタ。いつかやりたいね、天空への架け橋。そんな感じの話です。大空→空空→蒼穹。その次の最後の話。
 個人的には「終わるだけの物語」というキャッチフレーズをつけてます。一番最後、やりたいんです。



 かち、と回る時計の針。

「確かに、どこにも、証なんてない」

 11代目。途中で消えた、天空の名を渡された空。10代目と12代目の間に横たわる空白の時間だけがその存在を示していて、されどいつ死んだのかどうやって逝ったのか。そんな伝えられるはずのすべてが伝わらなかった人。
 父親だったらしい10代目が残した言葉だけが、細々とボンゴレの跡継ぎに渡されているだけ。

「それでも、今の俺達には必要だ。そうだろ?」
「しかし、」
「見栄を張るのはやめだ。探そう、『氷の棺』を」

 ある古代文明では、棺は蘇る死者の寝床だったという。世界が滅び最後の審判が下される瞬間、そこに残された亡骸に魂は還り二度目の命が与えられる。そう、『棺』は1つの復活の象徴。

「……どうしても、ですか?」
「どうしてもだよ、レイト。お前が嫌がっても、俺は探す」

 色素の薄い、琥珀のような金の瞳がじっと深緑の瞳を覗き込む。深々とした嘆息がその口から吐き出されて、ふ、とレイト、と呼ばれた青年は諦めの滲む笑みを見せた。

「お付き合いしますよ、オレの空」
「ん」

 安堵したように笑う金の短髪に金の瞳の青年。それに『レイト』は微苦笑を浮かべて、歩き出すその背を追いかけた。






 いつかやりたいなー
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