06
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
   

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

発散

 K/H/2のネタ。
 ヒロインの設定とか。あと、始まりとか。


 興味ある方は下を開いてくださいませー。



タイトル未定

ヒロイン設定

名前:ティエル=カナン
身長:160cm
固有ブレード:ラブソング(上位ブレードはクレッシェンドムーン)
容姿:金のウェーブがかった長髪。エメラルドグリーンの瞳
見た目年齢:20くらい
出身地:レイディアントガーデン(FF組とは幼馴染)

 BbS世代の3人らと共にいたキーブレードマスターの少女。テラとは恋人の間柄で、彼らと共にマスター・ゼアノートと戦った。キーブレード墓場でその行方がわからなくなり、皆の尽力も虚しく他3人と同じように長い間その姿を誰も見なかった。
 ソラたちが世界を救ってもなお行方不明だったが、唐突に彼女はオリンポスコロシアムにその姿を現した――。





**********




 本日も、オリンポスコロシアムは盛況だった。
 血汗湧き立つ戦いを交わす男たち。剣と剣が噛み合い、火花が散る。それをここのコーチであるフィルは、満足げに見つめていた。なにが満足かというと、だ。やはりどこにも、自分が育てた英雄であるヘラクレスに敵う者がいないということ。ただその一点だ。
 やはり自分の目に狂いはなく、今このコロシアムで名を轟かせる英雄はそうあるために生まれたようなものだったという何よりの証明だろう。いつか、ずっと昔、ハークと同じように「英雄になりたい」と言ってきた青年もいたが彼を選ばなくて正解だった。……そういえば彼はいつの間にか消えてしまったのだと。思い出して、フィルは少し気分を暗くした。

(あの後、ハークも落ち込んだからなあ)

 なにか、事情と理由があったのだろうけど。
 そういえばあの頃は、客人の多い時期だった。ソラたちがやってきた時もなかなかに忙しくなったものだったが、あの頃もそんな時だった気がする。
 思い出せば、懐かしさが胸に込み上げてきた。
 瞳を細めてフィルが――その客人たちにすら敵わないが――参加者たちを見つめていると。
 コロシアムの中心に、ぶわりと光が、渦巻いた。

「な……?!」

 光は1つの形を成して、その場へと『なにか』を作り上げて行く。
 それは、人だった。伸びた4つの細いものは、繊細なつくりの手足。それを伸ばした球体は、ふくよかさを帯びた身体つき。女だ、と。フィルはそう、感じた。
 光はゆらりと揺らめいて、ゆっくりと消えて行く。
 その中から現れた金糸と見紛うばかりの美しい金髪に、フィルはまた大きく目を見開いた。

「ティエル、なのか……?」

 彼女の手の中に光が渦巻いて、しゅんという音と共に『それ』が現れる。

「キーブレード……やはり……」

 ずっと昔。あの頃に、この地へ現れた者たちの1人である彼女をフィルは脳裏に浮かべる。

 ――わたしは、ティエル=カナンよ。
   よろしくね。フィル

 金髪が美しい、かわいらしい少女だった。
 そして記憶そのままの姿で現れた彼女は、緩やかにその目を開く。相も変わらず、宝石を思わせる色合いのエメラルドグリーンの瞳だった。しかしそこに、あの頃の鮮やかな意志の色がない。

「おい! ティエル!!」

 彼女はキーブレードをひゅんと振り、構えた。
 ひゅんとそれが一閃されて、コロシアム内にいた者たちが弾き飛ばされる。

「やめろ、ティエル!」

 しかし、彼女に声は届かない。
 彼女はキーブレードを振るい、コロシアムに立っていた者たちを皆外へ追い出した。今、ヘラクレスは所要で不在だ。彼がいない今、誰も彼女を止められないのか。
 フィルが絶望的な気持ちでそれを受け止めた、その時。

「……あいつを探して、来てみれば」

 吹き荒れた、砂嵐。
 苦笑を含む声音。ぎぃんと耳触りに響く、剣と剣が噛み合う音。

「まさか、あんたに会えるとはな」

 はらりと風に金髪がなびく。ばさりとはためいた黒いコート。しかしそれでも、ティエルの目が変わることはなく。

「俺を忘れたのか? カナン」

 英雄を探す彷徨い人。クラウド・ストライフの声にも、彼女が応じることはない。

「……仕方ない。とりあえず、あんたを黙らせるぞ」

 クラウドはくるりと大剣を振り回して彼女のキーブレードを受け止め、はふりと1つ溜め息を落とした。

「レオンたちも……スコールたちも、あんたを探してる。
 とにかく、ホロウバスティオンにあんたを連れて帰らないとな」

 小さくクラウドは笑んで、剣を振るう。
 そして彼は。彼女と、対峙した。




 最後若干力尽きましたが。
 こんな感じのネタ、書いてみたいなあ。
スポンサーサイト
Secret

プロフィール

冬弥

Author:冬弥
物書き。気楽にやってます。
基本放置してる生存確認用。Twitter見る方が息はわかる。

Tree-Arcive

カテゴリ

カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。